2010年10月25日月曜日

ボタン電池の互換表

写真は、携帯電話ではなくて「電卓」、家人がインプレス(出版社)から頂いたもの。展示会でもらったのか書籍編集の課程でプレゼントされたのかは不明だが、気に入っていて(たしかに、形が面白いし、色も結構綺麗なグリーン、しばらく僕が乗っていた車の色に似ている)、直してくれと。単にボタン電池が消耗しただけなので、交換すればいいと裏ぶたを開けて「電池の型番」を調べる。

カバーは付属品ではないと思う。

ふむふむ、L1131である。で、普通は問題が発生する。多分、この製品は国産ではないので、この型番を控えていってホームセンターで「えーと、L1131はーーーっ」とやっても見つけることは出来ない。(もっとも、この場合は1130の番号のものが売っているので、僕の場合はあまり迷うこともないのだが)専門家でもないし自信もないので買ってこれず無駄足となる。こういうのって結構がっかりしますよね。

じゃじゃーん。 そこで、必要なのが、ボタン電池の「互換表」である。

マクセル ボタン電池対応表
マクセルさん、ありがとう!


この表があることで、マクセルの電池が売れるんだから、他メーカも真似したほうがいいです。絶対!

この頃はなるべくモノは大切に使おうと思っている。そうした考えの方が増えているんだろう。ホームセンターでも「組み込み用のリード付きの電池」が売っていたりする。しばらく前は、「寿命だな」って考えて簡単に捨ててましたよね。こうしたときに、このような些細な情報がとっても役に立つ、と思ったのでした。

さて、
今年もそろそろ、年賀状の準備でしょ。
  • 心に残る和の年賀状 卯年版 インプレスムック
  • あでやか年賀状2011 インプレスムック
 

まだ早いって?そうですか。
唐突だって?、そうですか。僕の中では繋がってるんですけどね。

2010年10月23日土曜日

iPadプログラミングの作法

 iPhoneのプログラミングに関する書籍は潤沢にあるようになってきたが、iPadのプログラミングをはじめようとすると、あまり翻訳された資料がなく苦労することになる。そんな時期にあって、本書は貴重な一冊である。薄い本なのだがiPhoneからiPadのプログラム開発へ視点を変えるときに必要なノウハウは十分詰め込まれている。特に後半の具体的なコードのとその説明は大変に役に立つ。
  • iPadプログラミングの作法 橋本佳幸

 ただ、いかんせんiOSとSDKのバージョンアップのスピードは異常に早い。旬なうちに早めにお召し上がりくださいって感じではある。もうすぐiPadにもマルチタスクだ。

スーパーエンジニアへの道

今回ちょっと手こずりましたが。読了!
  • スーパーエンジニアへの道 技術リーダーシップの人間学 G.M.ワインバーグ


有難う御座いました。

2010年10月17日日曜日

交換のKindle3届く

 今朝、交換のKindleが到着した。出荷時のメールには19日から23日くらいまでに届きますなんてあったが、あっという間(電話での故障確認が15日の早朝、代わりが来たのが17日の午前)に解決だ!。国内のメーカでも「新品交換」なんていうとクレーマ扱いされた上でグズグズやられることもあるので、とても感心した。
 壊れた方を送り返す必要があるので、経路を逆になぞるのがよかろうと、近所のヤマト運輸へ出かけていって手続きしようとするが「UPSは始めてなんで...」だそうで料金も決まらない。UPSへ電話するも休日で電話にでない。諦めて帰る。
 ちょっとネットで調べるとEMSでよさそうじゃないか。じゃあそうしよう。と、日本郵便のページを見ると、送り状の印刷サービスがあるらしい、ほほー、俺って字が汚いからこれっていいかもーーー。ユーザー登録して送り状を作成、完了したら「5営業日以内にお届けします」!って出た。あのね、そんなに時間ロスがあると、単なる航空便と変わんないんだけど。
 送り状印刷サービスは無駄になって申し訳ないが、明日さっさと郵便局で出してこよう。(今日は郵便局も窓口休みなので)

 残るは、こちらからの送料の返還請求のみ。
 しっかし、全部英語なんでストレスは貯まる(Pardon,Pardon,what,what ばっかりだったもんなー、向こうも大変だ)が、良いサービスと思います。->Amazon.com

というわけで、色々経験させていただきました。


左は壊れたKindle,右は新しいKindle



スイッチをいれると、3Gで同期して個別の識別情報がセットされる。Masaki's 2nd Kindleだそうだ。

2010年10月16日土曜日

プロジェクトマネジャーが成功する法則

 先日、かなりの量の文庫や新書をBookOffへ持って行き処分した。その時(結構待ち時間がある、わざわざ買取評価してくれるので)、店内をぶらぶらしていて、ひっかかってしまった。俗に言う「釣られた」わけだ。
  • プロジェクトマネジャーが成功する法則 好川哲人


 スタッフでもリーダでも、プロジェクトが上手くいくことを祈るだろ!。「プロジェクトマネジメントが成功する法則」じゃなくて「プロジェクトマネージャーが成功する法則」とはなんだ!。自分さえよければいいのか。
 帯を見ると「このプロジェクトはなぜうまくいかないのか」とお嘆きのプロジェクトマネージャー必読!ともある。んんー。中身は、普通にマネジメントの様々な方法論、勘所、陥りそうなミスに対する警告だったりする。んー。えっ、何に釣られたんだっけ!。ああ、身勝手そうなこのタイトルだった。んんー。

 あっそうか、良いプロジェクトマネージャになりたい人が勉強するタメの本だ。(そうゆうシリーズの本の一冊だって)

 なんだっけ。論点は??

2010年10月12日火曜日

げげ!、Kindle3壊れる。

今日、ビジネスバッグからkindleを取り出すと、変な縞模様、なんだんだかなー、リセットすれば治るかな?とハードリセットしても治らない。完全充電してからリセットしないとだめなのか?と十分充電してから、再挑戦。でもだめ、どうやらハード的にイカれたようだ。

上3/4が描き変わらない。

保証期間内だし電話してみよう。英語は得意じゃない、どうなることやら。とりあえず、向こうが朝になるのを待つ。

2010年10月11日月曜日

電子出版の構図―実体のない書物の行方

 第一人者である植村さんが2010年7月にこれまでの電子出版に関わる歴史的な動きや、その時々の関係者の思惑や思い、勘違いなど、トピック的に概観する。とにかく電子出版に関わろうというのなら読んでおいたほうがいいかな。
 一方で、イベントを詰め込み過ぎなのか植村さん自身の思いはあまり述べられていないようにも感じた。
 僕もCD-ROMの時代から電子出版に興味を持って観察してきた植村さんの同世代人である。感覚的に同じような、共感、嫌悪がある。
  • 電子出版の構図―実体のない書物の行方 植村八潮


 大きく違ったのは、現状のePubを持って日本語出版に向かないとしていること。世界標準の必要性の認識。僕は、今急ぎ求められることは、世界標準に縦書き日本語を取り入れて、書籍電子化を追い越し車線でドライブすることなのではないかと思う。米国ばかり敵視してもしょうがない。ユーロッパも中国も競争相手だ。
 中間フォーマットの必要性を言うが、ほんとに中間フォーマットは必要だろうか?、国産中間フォーマットをデジュール化するのは意味があるだろうか?

2010年10月10日日曜日

ウェブ社会をどう生きるか 西垣通

 情報学の教授から見たWeb2.0以降の社会とその社会でどのような方針を持って生きていくべきなのかを述べた本。いわるゆ団塊の世代の方なので、Web2.0の実態である集合知への期待を「ウェブ礼讃」といってシニカルに評価する。実際、ロングテールやフラット化、情報発信の民主化など、素敵だが「本当なの?」と訝しむ状況になってきた。Googleは本当に悪を働かないか?アマゾンが集合知を利用しているのは真にお客様本位の情報提供なのか、その裏に透けるものが見えてきてはいないか?
 2007年の時点で、このような本を書けた、その洞察に敬服した。
 今、メディア環境が大きく変わる、この時期に考える材料を与えてくれた本書は、僕にとって非常に役に立った。機械的情報と生命的情報を意識して区別すること、情報->知識が知恵へ変わるために必要とされるのは集積ではなくやはり生命。ただ、最終章辺りの展開「地域SNSが希望の星」「団塊の世代が世界を変える」といった展開には、ちょっと異論が。。。
 世代間対決したいわけではない、それぞれの世代には特有の感じ方や理想の実現手法の違いもあると。なにより、世の中を進化させたのも先輩世代なら、世の中を荒廃させたのも先輩世代なので、そのまま受け取るわけにはいかないな。と両者の中間世代の僕は思う。

  • ウェブ社会をどう生きるか 西垣通



 個人的には、無機的なインフォメーションよりは人間ぽい「メディア」に関心が移っており、いい時期に読めた。少し、西垣先生の本を継続して追っかけよう。

2010年10月9日土曜日

Windowsのフォルダー同期 RichCopy

日頃使っている遠隔のファイルサーバーをバックアップしようと、先週から格闘中である。フォルダーをコピーして、ローカルに新しい環境を作ろうとしているのだが、なにせファイル数は多いし、容量も莫大(数百G)、遠隔をVPNでつないでいるので時々切れる。こういうときWindowsの貧弱なコピーコマンドでは手間がかかってしょうがない。フォルダのコピーごときの作業が1か8かみたいな事になるのってどうなのよ。



良いツールがないかと、ぐぐってみたら、本家Microsoft からフリーのツールが出ているじゃありませんか。もっと早く知っておけばよかった。というわけで、ここに書いておく。

TechNet マガジン(ユーティリティ スポットライト RichCopy)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/magazine/2009.04.utilityspotlight.aspx

Windows フォルダ コピー 同期 差分 更新 高機能

純正にしちゃえばいいのに!

何故にWindowsかって?、長時間動作させるので余っているマシンにやらせてるの、それがたまたまWindowsってワケ。こんなに苦しむんならUbuntuで始めればよかった。ちなみにサーバーは Debian(玄箱)。Rsyncでいいよね。たしかにね。

2010年10月7日木曜日

八王子ラーメンの弘富

ラーメンの話題をBLOGに乗せると、ガン!とアクセスがアップするので、調子こいて書いちゃえ。昨日の昼食は八王子ラーメンの名店、弘富でネギラーメンと半ライス。弘富は入ると店主の「いらっしゃいませ」の気さくな歓迎を受ける、感じのいい店。ラーメンは魚介醤油にストレート麺、刻みタマネギの典型的八王子ラーメン。店主の人柄が感じられる上品なまとまり方。
初めて八王子ラーメンを食べる方にもおすすめ。豪快かつ、男子向けの八王子ラーメンの店(店舗の作りとか調度とか)が多い中、ここは女子もファミリーも全然OK。ただし、場所は相当に分かりにくいかと(駅からは近いけど)。


線路沿いの道からはこんな感じ、普通の家だが見逃すことはないはず。

階段を登ると、こんな。

メニュー、食べたこと無いが つけ麺もある。

これが、ネギラーメン ¥700

ここのライスには、おかかの振り掛けはつかない(判かる人は判るね)。かわりにゆかりの振り掛けが出てくる。


大きな地図で見る

2010年10月6日水曜日

NEC Mobile GEAR Powered By Microsoft WindowsCE HandheldPC.

 なーんてものが、本棚の奥(どうなってんだ)から出てきた。その昔、移動中にもせっせとメールするために使っていたもので、当時はそれなりに役に立ったものだ。モノくろのヤツとか、大きな画面のやつとか何台か買った記憶があるが、結局このR520が一番気に入ってよく使っていた。結構キーボーが打ちやすいんだ。

 PCカードのイーサーネットアダプタもあったので、家のLANに接続してみた。おお!、使えるぞこいつ!っと思ったが、Webをサーフィンしてみて諦めた。表示は遅いし、レイアウトも崩れる。JavaScriptもだめ、Flashもだめ、もう使い物にはならないようだ。

 また、本棚の奥に仕舞い込んでおくことにしよう。今回は購入時の箱と、おまけに貰ったソフトケースも出てきた。一緒にしまっておけばそのうち「博物館」に寄贈なんてこともあるか? (ないない)

MC-R520



NECインフロンティア(まだ売ってるんだろうか???)


まさかねーー。 -> 販売終了だそうだ。そりゃそうだ。

2010年10月5日火曜日

キンドルの衝撃 

 今年1月の出版、当時はかなり話題になっていた、僕は天邪鬼なので話題になっていると読みたくない。でも、気になっていたので、こんな時にこっそり読んだりする。1月ではiPadの発表はないので「電子書籍の衝撃デバイス」はこの時点ではKindleであった。著者は新聞の出版に長く関わっていいることから、出版電子化といっても、中心は新聞!、ジャーナリストとして次は雑誌ということのようだ。
 確かに、新聞の凋落は激しい。特に米国の新聞社はことごとくビジネスモデルが崩壊し、大規模なリストラの最中と聞く。広告モデルの崩壊が主な要因だが、デジタル化戦略の失敗もある。日本の新聞社は今のところそれほど極端な影響は被っていないようだが、若い人達を中心に新聞離れも進んでいると聞く。日米、新聞が読まれなくなった理由は全く違うと思うが、今後、日本も米国のようになるのであろうか?
  • キンドルの衝撃 石川幸憲



 電子化は既定の方向なので、今後のコンテンツ産業の発展・衰退は、電子デバイスでの配信・読書により新市場が開拓できるかが鍵になるとしている。実に、多くの人が電子化で市場が(金額的に)シュリンクすることを恐れるわけだが...

 僕個人の思いを言えば「電子化されても、単に便利になるだけで読書量が減ることも出費が減ることもない」、出版文化はずーっと安泰だと思う。コンテンツ産業は安泰、メディア産業は紙から電子配信へシフト。それの方が便利。それだけだ。

 インターネットによって若者の活字離れが進んだと言われたことがあった。でも、実際はWebや携帯コンテンツにによって若者の読む活字の量は何倍にも増えた。単に、他のものを読んでいるので、本を読む時間が減っただけだ。書籍の電子化で、紙の本は確実に減る。でもより簡単に本が買えるので、読む電子本の量は増える。
 ただし、読むべき本(良い本)が出版社から出版されなければ読めない。出版社は良いコンテンツを出すことに注力してもらいたい。

 一方、メディア業(印刷、情報)は大変革が起こるので、波に飲まれて沈まないように頑張らねば。ですよね。

2010年10月3日日曜日

インターネット新時代 村井純

 同じく岩波新書のインターネットI/IIの続編。2010年の年頭に、これまでのインターネットの発展と将来展望を総括する。インターネットにより開拓された新しいグローバルな社会とどう対峙して行くのかに関して考えさせられた。

  • インターネット新時代 村井純



 いつもそうなのだが、村井純さんの本はとても平易に書かれていて一般人にも判りやすいと感ずる。良書です。
 いささかマーケティング的には不利と思われるようなちょっと古くさいタイトルにも、きちんと本質を伝えたいと考える著者の思いを感じる。